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50歳を過ぎたらリフォーム適齢期
【高齢者リフォームの現状】
日本は、戦後の住宅不足を解消するために、これまでたくさんの住宅を作ってきました。しかし、急速な少子高齢化による人口減少社会に突入しているのに、いまだに新たな住宅を作り続けています。
総務省の統計では、既存住宅は平成25年で6063万戸。空き家率は13.5%となっています。家はあるけれど、その1割が使われていません。それどころか、住宅のストックの数がすでに世帯数を超えています。
日本には、住宅が余っています。
今後は住宅政策も、新築住宅から既存の中古住宅のリフォームに移ることは間違いありません。
【消費税の増税。いつリフォームすべきか】
消費税が5%から8%に上がり、いままた10%に上がりそうになっています。増税の時期が延期されるのか、計画どおりに実施されるのかはわかりません。
ただし、ひとつだけハッキリしていることがあります。
それは今後、消費税が上がることはあっても、下がることは考えられないということです。
ならば、いつリフォームしたほうがよいか。それは、今です。
なお増税前にリフォーム工事に着手しても、工事終了時期などによって増税後の料率が適用されることもあります。前回の増税時も、梅雨時の駆け込み需要で工事がまにあわず、増税前に工事をはじめたのに増税分を支払った施主が多くいました。
またリフォームは施主が決めなければならないことが非常に多くあります。体が健康で気力や元気のあるうちに、手をつけてしまうのが失敗しない工事の第一歩になります。
【50代〜60代はリフォーム適齢期】
子供が独立した。親と同居することになった。仕事を定年退職した。50から60代は、第二の人生のスタート時期でもあります。
同時に住宅の設備機器も老朽化し、水廻りや外壁などにも不具合がではじめます。となれば、そろそろリフォームを考える時期です。
いまは体も元気で、気力もあり、趣味や仕事も現役で住宅のバリアフリー化、いわば老いへの準備もピンとこないでしょう。
けれど、10年後、20年後、介護が必要になったり、いまの住宅がすみにくいと感じたときに、すぐにリフォーム工事が可能でしょうか。年金だけが収入源の65歳以上では、満足いく、納得できる工事ができるでしょうか。
そこで、子育てが終わり、教育費からも解放される50代は、時間、資金面、健康面で余裕がでてくる、まさに適齢期。余力がある今のうちに、老いへの準備、高齢化対策を講じておきませんか。
失敗しないシニアのリフォームのポイントは大きくわけて7つ。このポイントをしっかり押さえることで、安心で安全で豊かな暮らしが実現します。
【健康長寿であるために、断熱改修が必要不可欠】
東北、熊本、鳥取・・・各地で巨大地震が相次いでいます。大切な家族の命、資産である住宅を守るために、リフォーム時に耐震補強をしましょう。
あわせて、健康長寿を実現するために断熱改修もします。常にすきま風がはいり、家族の誰かが一年中風邪をひいているような家ではいけません。
国土交通省が、2014年に実施したスマートウィルネス住宅推進事業の全国調査。自宅の断熱改修に補助金を出し、そのかわり各部屋の温室度、血圧測定、身体活動量測定をしました。
調査の結果は、もともと寒い家に住んでいた1万人が高断熱化された住宅に転居したところ、脳血管疾患やアトピー性皮膚炎、肺炎、関節炎、アレルギー性鼻炎の病気が減ったのです。
寒さが原因で病気になるのは外国も同じ。欧州の温暖な国ほど、冬に死亡する人間が増えています。
またイギリス保健省では、国民に対して以下のように呼びかけています。
・家が寒いと血圧が上がり、脳卒中による死につながる
・肺の抵抗力が弱まり、肺炎による死につながる
・血液がドロドロになって詰まりやすくなって心筋梗塞による死につながる
イギリスでは、国が「健康を守り被害を減らす投資として、家の断熱改修をしよう」と言っているのです。
寝室が寒いと、起床時に心拍数があがり、血管は収縮して血圧も上昇します。寒い家に住み続けることで、血圧もさらに高く。寒い家に住み続けて高齢になればなるほど、認知症の認定を受ける人が増えた、という結果もでています。
これからのリフォームは、耐震補強と断熱改修が必要不可欠です。
【意外と大変な物の片づけ】
リフォームをされた方に「一番大変だったことは何ですか」と聞くと、不要になった物の片づけという回答が目立ちます。
工事するにも、今ある物を片づけなければならないので体力は必要です。