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リフォーム中によくあるトラブル
【よくあるリフォーム工事中のトラブルと対策】
リフォームで追加や途中変更はつきもの。それをトラブルに発展させないための注意も必要です。
・変更の希望は早めに申し出る
・かかる費用は必ず数字(金額)で出してもらう
・契約書に残す
・何かちがう、おかしいと感じたら業者に相談する
ことが大切です。
【こうすれば手抜き工事はおこらない】
業者の手抜きは「施主(消費者)の無関心」が原因のひとつ。
業者に「うるさそうな施主だ」と示しておけば、手抜きはほとんどおこりません。
ただし、自分の都合で次々と変更の希望を出して業者を振り回すのはやめましょう。
工事が始まった時の注意点を挙げます。
・定期的に工事現場を見に行く
・自分の目で確かめる
・契約した内容と違うこと、違うかもしれないことを見つけたら、その場で職人に聞く
・納得できなければ担当者に連絡し、工事を中断してもらう
・口約束でお願いしない
・追加工事や変更を職人に直接頼まない
・契約時の材料の数量が変化する場合は、理由を聞く
【口約束で起きたトラブルと判例】
ここでは実際に起きたトラブルと裁判の結果(判例)や、対応例を紹介します。
壁紙の張り替えを業者にお願いしたところ、追加の補強工事が発生した。業者に値段を聞いたけれど「全体をはがしてからでないとわからない」との答えだった。そんなに変わらないだろうとお願いしたら、工事費が2倍で請求された。
業者は「施主の了解を得て工事をした」の一点張り。施主は、2倍の工事費を払わなければならないのか。
(判例)
じっさいに材料費や手間賃はかかっているので、相当な範囲の金額(出来高)は支払わなくてはいけません。
あとは、相当な範囲の金額(出来高)の妥当な額がいくらかになります。
【マンションで起きた違法リフォームに対する管理組合の対応】
マンションの一室を新たな住人が全面リフォームすることになった。
事前に管理組合に相談もあり、提出された図面や工事内容には問題がなかったので工事を認めた。いざ工事が終わってみると、何かの教室や店を営業するらしく玄関には看板が付いていた。通路側の窓枠は色が塗られ、窓の格子も「景色の見栄えによくない」と外されていた。
(管理組合の対応)
まず営業行為を認めていないマンションであれば、看板を外させます。
マンションは共同住宅。1軒だけが「やったもの勝ち」は通りません。とにかく事後承諾を与えないようにします。断固とした態度で対応しましょう。
じっさいにどのような工事が行われたかを確認し、マンションの管理規約に認められない共有部分(通路側の窓枠や格子)の変更については、原状回復(元に戻す)させます。
相手が応じない場合、管理組合名で裁判をして判決を得たのちに強制執行します。裁判になっても負けることはわかっているので、その前に相手側から原状回復するのが一般的です。