高齢者住宅のリフォームで失敗しない7つのポイント

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リスクやデメリットも教えてくれるか

 

【リスクやデメリットを教えてくれるか】

 

どんなリフォームにも良い面、悪い面があります。

 

バリアフリー工事であれば、廊下や浴室、トイレに手すりをつければ、転倒の心配は少なくなりますが、手すりをつけた場所は狭くなります。とうぜん、工事期間が長くなる、費用がかかるといったリスクも発生します。

 

良い業者は、よい面だけでなく悪い面や欠点といったリスクの説明もきちんとしてくれます。

 

営業マンの中には、契約を急ぐあまり良いことばかりを言う人もいるので注意が必要です。

 

 

 

【プロの見分け方】

 

リフォームは、本当のプロを見極め、その意見を上手に取り入れて行くことが成功の鍵となります。

 

・現在の家の不満や望む生活のイメージについて、いろいろと聞いてくれるか
・客の要望に対して、複数の提案を出してくれるか
・その提案の理由、根拠について納得いく説明をしてくれるか
・良い面ばかりでなく、悪い面も教えてくれるか

 

 

 

【リフォーム時によくあるメリット・デメリット】

 

吹き抜けは、解放感のある空間が作れるメリットがあります。デメリットは空間が広いため、空調の費用がかかります。

 

フローリングは、木の風合いもよく清潔感を感じられるメリットがあります。けれど、木なので水に弱く、定期的にワックスをかけないと表面がくすむデメリットも。

 

大きな窓は、部屋が明るくなり開放感があるかわり、夏は部屋がサウナ状態になる。冬は結露が発生しやすい。

 

 

 

【よい営業担当者かどうか見極める】

 

業者の営業担当者は、プラン作りから現場工事の監理までするケースが多く。つまり、どんな担当者に当たるかで、工事の出来不出来が左右されます。

 

まず持っている資格を確認します。大規模であればあるほど、一級または二級建築士の免許をもっているひとに担当をしてもらいます。

 

とにかく、いろいろと質問してみましょう。面倒くさがったり、専門的な質問にたいして回答があいまいだったり、ごまかすようでは信用できません。

 

 

 

【業者の社員が持つおもな資格】

 

資格がすべてではありませんが、資格をもっていることは「一定基準の知識」を有していることの目安になります。

 

・国家資格

 

一級建築士(規模・構造に関係なく設計・工事監理ができる)
二級建築士(設計・工事監理のできる建物の規模に制限がある)
木造建築士
建築施工管理技士(施工計画を作成し、現場で工事の進行を指揮監督できる)

 

・民間資格

 

インテリアコーディネーター(インテリアに関し幅広い知識をもっている)
キッチンスペシャリスト(快適で使いやすいキッチンのアドバイスをする)
マンションリフォームマネジャー(マンションの専有部分のリフォームの企画・提案)
増改築相談員(増改築の相談にのる住宅建築の現場経験が豊富なアドバイザー)
福祉住環境コーディネーター(高齢者、障がい者が住みやすい住環境作りのアドバイザー)

 

 

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