高齢者住宅のリフォームで失敗しない7つのポイント

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シニアが得するリフォーム支援制度

 

【高齢者のリフォーム支援制度いろいろ】

 

高齢者のリフォームには、補助制度や特別融資があります。また減税の対象になるなど、得になる制度がいくつかあります。上手に利用しましょう。

 

 

 

【定年前に自己資金を貯めておく必要性】

 

あなたに土地や安定した不動産所得があれば、その不動産を担保にローンの利用も可能です。

 

問題は、定年退職をして年金のみで生活している場合です。そうなるとローンを組むことは難しくなります。

 

そこで、バリアフリー化や二世帯住宅化、住宅の大規模修繕など大型リフォームを考えているのであれば、前もって自己資金を貯めておきましょう。または、会社員であるうちに工事をしてしまいましょう。

 

 

 

【予算は8割で考えておく】

 

予算は8割で考えておきます。500万円なら400万円といった具合です。

 

その理由は、壊してみないとわからないことが多いためです。

 

床下や壁を壊したときに柱がシロアリ被害にあっていた、壁の内部に断熱材が入ってなかった、給排水管に傷みがあり交換が必要になったといった、追加費用や追加工事が必要になる場合があります。

 

また工事が進むうちに、「あれもしたい」「これもしたい」という希望が出れば、予算はオーバーしがちです。

 

 

 

【各種ローンについて】

 

各種ローンには、有担保のローンと無担保のローンがあり、銀行(民間)と、国(公庫)から借りるものがあります。

 

住宅を建てたり、購入したときに利用できる「住宅ローン」をリフォームでも使えます。ただし、担保が必要です。抵当権設定登記や保険料などの諸費用もかかりますし、審査の期間も長くなりがちです。

 

無担保のリフォームローンもありますが、金利は住宅ローンよりも高めになります。返済期間も短く設定されます。審査が早いのは助かります。融資の限度額は1000万円程度です。

 

 

 

【高齢者向け返済特例制度】

 

満60歳以上の人が対象で、自宅のバリアフリー工事、または耐震改修工事を含むリフォームを行う場合に利用できるローンです。手元にある預貯金をとりくずさずにすみます。

 

融資額は、1000万円または工事費のうち、いずれか低いほうの金額が上限となります。この制度の特徴は、毎月の返済は融資された額の利息のみという点です。

 

元金は、本人が亡くなったときに「現金で一括返済」または「担保にした土地や建物の処分」で返済します。

 

似たような制度に、リバースモーゲージがあります。これは都市銀行、地方銀行などが扱う自宅を担保にした老後資金ローンです。金融機関によって、使える用途が制限されたり、融資の上限額がことなります。

 

 

>>>介護保険の住宅改修補助制度

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