高齢者住宅のリフォームで失敗しない7つのポイント

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寝たきりにならないための玄関とは

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【まずは玄関をバリアフリー化】

 

 

情報化が進んでいる現代では、家にいながらにして社会の情報が伝わってきます。外出しなくてもテレビやインターネットで、即時に情報が手に入るため、外出の必要性を感じなくなっている気もします。

 

玄関は家と外をつなぐ大切な出入り口。たとえ足腰が弱ったとしても気軽に外出できる玄関にしておけば、行動が制限されず、いつまでも若々しくいられます。

 

高齢者にとって玄関の段差(高低差)は、外にでるための移動を困難にし、障壁になります。寝たきりにならないためにも、まず玄関をバリアフリー化しましょう。

 

 

 

【あえて段差は一か所にまとめる】

 

バリアフリー化といっても、すべての段差をなくせるわけではありません。あえて、一か所だけわかりやすく段差を残すことで、注意もしますし、動きにもメリハリがでてきます。

 

 

 

【上がりかまちの高さは15センチ以下にする】

 

年をとれば段差の上り下りが大変になります。

 

そこで、玄関の上がりかまち(玄関の土間と床の段差のところに設けられる化粧材)の高さは最大で15センチ、理想は10センチに直しておきましょう。

 

この高さであれば、もしも車イスで移動するようになっても出入りに無理のない段差です。車イスを使わなくても、両親ひいては自分にとっても安全で便利な高さです。

 

 

 

【たたきと玄関ポーチは同じ高さにする】

 

たたき(三和土)と玄関ポーチ(玄関を出た庇のある部分・雨に濡れない場所)は、同じ高さにしておきます。残りの段差は階段にするなど、一か所にまとめてしまいます。

 

 

 

【玄関ドアは引き戸が基本】

 

玄関には、段差、ドア、靴の着脱という3つの動作が必要になります。

 

玄関ドアには「開き戸」と「引き戸」があります。障がいのある人にとって便利なのは「引き戸」です。

 

開き戸は、ドアノブを下げるのにも力が必要です。開閉のために体を引いたり、よけなければいけません。さらに半身がマヒしている方は、健常人の何倍もの労力が必要になります。

 

狭い廊下で開き戸が交差していたり、風で勢いよく「バタン!」と閉まった、目の前でドアが開いてドキっとしたことはありませんか。

 

その点、引き戸は車イス生活になったとしても動作が楽。開口部が75センチ以上なら、車イスもスムーズに通ることができます。

 

 

 

【段差解消機やスロープの利用を】

 

日本の住宅の床は、地面から50センチ程度高く造られています。段差の昇降が難しくなった、車イスを使用するようになったときは、屋内外の段差はやっかいな障壁になります。

 

このような時に用いるのがスロープや段差解消機です。スロープは、あまり急な角度にならないよう注意が必要です。

 

段差解消機とは、車イス一台分が乗る寸法のテーブルが垂直に上り下りする昇降機で、だいたい高低差50センチから1メートル程度の段差に対応します。

 

仮に50センチの段差を車イスで上がる場合、長さ6メートル以上の緩やかなスロープが必要になります。その点、段差解消機ならスロープよりもはるかに狭い面積で段差の昇降が可能です。

 

 

 

【玄関リフォームのまとめ】

 

子供が小さい、家族が多い時に優先すべきは収納場所の確保でした。しかし、シニアになれば夫婦だけの暮らしにそれほど収納は必要ありません。

 

これからの生活。とくに玄関に必要なのは「空間(スペース)」であり「余裕」です。

 

あなたが車イス生活になれば、玄関を引き戸にするかもしれません。けれど、玄関の幅が足りなければ引き戸にできない場合もあります。車イスや杖についた泥や汚れを落とす空間も必要です。

 

・あなた以外の人が、しゃがめる空間
・介助者が、あなたを抱えるための空間
・杖や車イス、シルバーカーを置く空間

 

玄関には、余裕をもって空間を取りましょう。

 

宅配の荷物がよく届くのであれば、玄関に戸建て用の宅配ボックスの設置も考えます。あわてて玄関に出ていかなくてすみますし、宅配便のドライバーさんも不在で何度も来なくて助かります。

 

玄関の照明は、人感センサー付きにします。鍵もタッチキー方式や、自動車のようなキーレスエントリーシステムを検討します。雨に塗れる位置の手すりは、握ったときに滑らない素材を選びましょう。

 

手すりはすぐ設置せず、必要な場所に下地材を入れておきます。

 

>>>失敗しない手すりの取り付け方

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