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リノベで地震に強い家づくり
【大地震はまたやってくる】
2011年に東日本大震災。2016年には熊本地震がありました。
とくに熊本地震ではマグニチュード7の地震が続きました。本震だと思っていたものが余震で、強い揺れが何度も続いたため、家屋の倒壊が相次いだことは強くわたしたちの記憶に残っています。
アメリカの地質調査所はホームページにて、地球上で発生した地震のデータを公開しています。
それによれば、2000年を境に地震の発生回数が急増していることがわかりました。しかも、世界的にマグニチュード6以上の大地震が増えているのです。
あなたが生きているあいだに大地震がまたやってくる可能性は捨てきれません。
【地震大国・日本】
内閣府防災情報ページによれば
・世界でマグニチュード6以上の地震の回数、912回。うち日本は190回(1996-2005年の合計)
・活火山 世界では1548か所。うち日本は108か所
あることがわかっています。
世界の活火山のうち10%以上が日本にあります。そのためかマグニチュード6以上の大地震が20%が日本で発生しています。
日本が火山列島であること、地震大国であることは間違いありません。
【熊本地震で倒壊した住宅の内訳】
2016年4月14日に発生した熊本地震では、たくさんの家が被災し倒壊しました。震源地の益城町では旧耐震基準(1981年5月以前)の建物の半数が倒壊もしくは大破しています。
地震はあなたの大切な家族の命だけでなく、住む家まで奪います。次に大きな地震が来る前に、住宅のリフォームやリノベーションをしておくことが必要です。
【日本の耐震基準】
日本では耐震基準が何度も変更されています。
築36年以上、1981年以前の建物には耐震性がないとされています。2000年にも耐震基準の変更があり、築17年以上の建物は「既存不適格」とされ、地震への対策が不十分と考えられます。
熊本地震の倒壊データによれば
・旧耐震基準(1981年5月以前の建物)倒壊率50%
・現行耐震基準(2000年5月以前の建物)倒壊率19%
・新耐震基準(2000年6月以降)倒壊率7%
となっています。
驚くのは新耐震基準で建てられた住宅も倒壊しているのです。
震度7の地震が1日あけて起こる想定外の地震ではありましたが、またいつ同じような地震が来ないともかぎりません。
【リノベーションのススメ】
リフォームは新築の状態に戻すこと。たとえば耐震等級が1の場合、新築の状態に戻すのでリフォームになります。
まず、住宅にどの程度の耐震強度があるかを調べるために耐震診断をする必要があります。耐震診断の結果、耐震補強が必要であると判断されたら耐震強度1.5以上の強度にします。
耐震強度が1.5以上あれば、耐震等級も3相当の建物ということになります。新築以上の性能にするリノベーションをしましょう。
これからのリノベーションに求められるものは
・安全であること
・安心であること
・創エネルギー(省エネルギー)住宅であること
です。
>>安全であること
大地震はいつ来てもおかしくありません。自分や家族の大切な命を守ることができる安全な住宅にする必要があります。
>>安心であること
大地震で家が倒壊してしまうと、家族は仮設住宅など厳しい環境で暮らさなければなりません。資産である住宅が倒れれば、ローンの残りがあればその支払い、新たな住宅のローンの二重の支払いに苦しむことになりかねません。
仮に倒壊せずにすんでも「居住不適格」と行政に判断されれば、住むことはできません。
>>創エネルギー住宅であること
東日本大震災では、倒れずにすんだ住宅も電気が使えずに困りました。そこで、電気が届かなくても自分の家だけは電気が使えるよう、太陽光発電システム等の創エネルギー住宅にしておけば安心です。
エネルギーを作り、かつ断熱性にすぐれた住宅であれば、電気代やガス代の節約につながります。