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シニアの目にあわせた色の選び方
【色の性質を利用して、壁紙や床の色を決める】
色は、人の心理や生理に大きな影響を与えます。
たとえば、赤色は交感神経を刺激するため、血圧や脈拍などを上昇させます。気持ちを興奮させます。青は副交感神経に働きかけ、血圧や脈拍を下げてくれます。心を落ち着かせて、くつろがせることが証明されています。
新築、増築、改築の時は、色の性質を理解・利用して、色を決めていきましょう。
ファストフードの看板が赤や黄色といった暖色系が多いのは、目立つというだけでなく食欲も増進させるからです。食事をする場所に赤、オレンジ、桃色、茶色といった暖色を使うと食欲が増します。
血圧が高いかたは、鎮静作用のある青、緑などの寒色系を使うのも一つの方法です。
【色の特徴】
色は面積によって人の受ける印象が異なります。
面積が大きくなればなるほど、明るい色はより明るく、暗い色はより暗くなります。壁紙の色見本を見る時は、小さなものでなく、大きめの見本でみましょう。照明も、自然光と照明器具の下で見比べるといいでしょう。
【高齢者の目にあわせた色の使い方】
加齢によって目の機能は衰えます。つまずきやすい段差のあるところは床材の色を変える、床の色と家具の色の区別がつきやすいような物を選べば、角にぶつけたりすることも少なくなります。
床は、壁より暗い色にすると安定感が増します。真っ白は、反射が強すぎて目が疲れます。壁は薄いクリーム色、アイボリー、暖かみのあるグレーがいいでしょう。皮膚の色に近い色あいは、血圧が最も安定すると言われています。
【白内障の対策もしておく】
白内障とは、眼球の水晶体が年齢とともに白濁や黄変がすすみ、視力が低下する病気です。水晶体とは、カメラでいえばレンズにあたる部分で、外からの光を集めてピントを合わせるはたらきがあります。
通常、水晶体は透明な組織ですが、白内障では白く濁ってしまいます。視界がかすむ、色の見分ける能力が低下する、光をまぶしく感じる、暗いときと明るいときで見え方がちがうなどの症状がでます。
50代で60%、60代で80%、70代で90%、85歳以上では100%が、白内障になるといわれています。
色は、白と黄色、青と緑、青とグレーの見分けがつかなくなります。そこで床と壁、玄関のたたきと上がりかまち、階段の踏み面と蹴上げ、浴室の洗い場と浴槽なども色の差をつけましょう。
【明るさも気にしておく】
明るさは目の変化・老化にともない、若いころの2倍くらい必要になります。
また、球替えが楽にできるかを忘れないようにしましょう。LEDライト(発光ダイオード)なら、長寿命・省電力なので、明るく、電気代も安く、電球の交換回数も少なくてすみます。
歳をとると老眼だけでなく白内障の症状もでてきます。白内障の場合は、電球色より昼光色のほうが見やすくなります。
光の明るさに敏感になってきた場合、ゆっくりと明るくなる電球を選ぶようにしましょう。
時計は、6や8、0や9が間違えやすいデジタル式を避け、大き目の文字時計(針)にします。
【寝室での読書に最適。シニアが快適なLED照明 ラク見え】
65歳以上の人は視力が衰えるにつれて本の文字が見にくくなります。色の見分けもつきにくく。
とくに青色が見づらくなります。日立アプライアンスは、寝室やリビングでの読書に最適なラク見え機能を搭載したLEDシーリングライトを発売。
青色を足して文字を見やすくしたり、ゆっくり点灯し部屋をほんのり明るくする深夜灯の機能も。まぶしさに敏感なシニアにも使いやすくなっています。
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